RSP2(SDRplay社）の導入
英国SDR play社からRSP2を輸入しました。PayPalで決済し、4日位でDHLで到着しました。
本体と送り状のみです。オリジナルのコントロールソフト、マニュアルなどはすべてWEBからダウンロードします。
インストール
RSP2のオリジナルソフトは「SDR Uno」です。「HDSDR」などのソフトも使用できますが、まずは「SDR Uno」をインストールします。
上記SDR play社サイトのDownloadページから
アプリケーションソフト：SDRuno – v1.21 (13th Nov 2017)と
マニュアル：SDRuno User Manualをダウンロードします。
アプリケーションソフトにはドライバーも含まれています。
インストールするPCは、NEC ValueStar「VW770/W」、OSはWindows7 HomePremium SP1 32bit版です。
SDRplay_SDRuno_Installer_1.21.exeをダブルクリックして開始します。
通常のソフトをインストールする要領で、画面に現れる案内に従って進めます。
もしPCにVisual C++がインストールされてなければ、途中、Visual C++がインストールされます。
「SDR Uno」をインストール中にドライバーも自動的にインストールされます。
下の案内が表示されたら、「インストール」クリックしサウンドドライバーをインストールします。
インストールが終わると、下の注意が表示されます。
「SDR Uno」を起動する前にRSP2をUSBに接続しておきます。
未接続のまま起動するとドライバーが正しくインストールされません。
「NEXT」をクリックします。
これでインストール完了です。
このまま引き続きRSP2を起動できますが、ここでは、「Launch SDR Uno]のチェックをして「Finish」をクリックし一旦、終了します。
テスト受信
Windowsのスタートメニューから「SDR Uno」をクリックし「SDR Uno」を起動します。
取説は読まなくてもなんとなく操作できそうです。
「SDR Uno」の画面構成（WorkSpaceと言います）は小さな要素別のコントロールパネル7枚から構成されています。
・MAINパネル ：SDR Uno全体をコントロールするパネル
・RX CONTROLパネル ：周波数、モード、音量、フィルター帯域などを設定します
・EX CONTROLパネル ：ノッチフィルター、AGC、NB等の定数を管理します
・MAIN SPパネル ：スペクトラムとウォーターフォールを表示します
・AUX SPパネル ：詳細なスペクトラムを表示します
・RECORDERパネル ：記録、再生の操作をします
・MEMパネル ：周波数、モード等のメモリーを管理します
これらのパネルは、それぞれ横幅、高さを調節して好みの配置することができます。
配置パターンは10通りまでカスタマイズ、保存でき、切り替えて使用でき、不要なパネルは非表示にもできます。
後でカスタマイズするとして、予め用意されているdefault画面を使い、NHK-FMを受信してみました。
必要最小限の設定
- アンテナポートの選択
- 「MAINパネル」からアンテナポートを選択します。
RSP2はアンテナポートを３つもっています。（Ａ，Ｂ，ＨｉＺ）アンテナを繋いでいるポートを選択します。
プリアンプなどに電源供給する場合は「ＢＩＡＳ－Ｔ」を、平行フィーダーの場合はＨＩ－Ｚ（Ｐ－Ｎ間）に繋ぎます。
「ANT Ａ」を選択します。 - Audio出力先の選択
- 「RX CONTROLパネル」の「SETT」ボタンを押と「RX Settingパネル」が出ます。「OUT」タブを押します。
プルダウンメニューから使用するオーディオ再生デバイスを選択します。
ここでは「スピーカー（Realtek High Definition）」を選択します。
- 受信周波数を設定します
- 「MAIN SPパネル」上で、受信したい周波数上にマウスを移動しクリックします。
または、右上の周波数表示の数字の上にカーソルを置き、マウスホイールを動かし目的の周波数に設定します。
- 受信モード（電波形式）とフィルター帯域の選択
- 「RX CONTROLパネル」上の「MODE」を「FM」に設定、FMの種類を「WFM」に設定します。
WFMを選択するとフィルター帯域は１９２ｋHzが選択されますが、必要に応じ変更します。
- AGCとRF Gainの調整
- 必要に応じ「RX CONTROLパネル」から「AGC」のモードおよび「MAINパネル」からRF Gainを調整します。
もしうまく起動できない場合は、ドライバーが正しくインストールされているかどうか確認します。
RSP2はサウンドデバイスとして認識されますので、デバイスマネージャーを開き、「サウンド、ビデオおよびゲームコントローラー」の場所に
「SDRPlay(RSP2)」と表示されているかどうか確認します。
