2013年10月に設置した現行の観測装置WS-2080の調子が悪くなりました。7年間調子よく使用しましたが、電池交換してもダメです。(一部のセンサー破損?)
分解して修理する技術はありません、交換することにしました。
ネットで物色すると手軽な値段で、機能もUPしたものが見つかりました。
中国工場から直送ということでしたが、注文しました。在庫ありの表記でしたが、2Week後に発送が遅れる旨のメールがあり、結局注文から約1ヶ月で到着しました
例によって、化粧箱をビニール袋で包んだだけの簡易包装、箱のコーナーには落下させた痕跡がありましたが、開梱、チェック。外観は問題なさそうです。
構成は、室外センサー部、室内センサー部、コンソール部の3部構成、各センサーからコンソールへのデータ転送は無線で行います。
コンソールにはWIFIが内蔵されていてパソコンなしでネット上のWeather siteへデータ伝送できます。
以前使用の室外ユニットは風速、風向、雨量それぞれのセンサーから本体(温度、湿度センサー)まで、ケーブルで接続されており非常に煩わしく、見た目もあまりよくなかった。
このモデルは外にケーブルは一切なくすっきりしています。
項目 | スペック |
伝送距離 | 最大 100メートル (330フィート)(オープンフィールドでテスト済み、間に障害物、干渉なし) |
温度 | -40〜+ 60°C 精度:+/- 1℃、分解能:0.1℃ |
湿度 | 10%〜99% 精度:+/- 5%、解像度:1% |
降雨量 | 0〜6000ミリメートル 解像度:0.3mm(雨量<1000mmの場合)、1mm(雨量> = 1000mmの場合) 精度:+/- 10% |
風速 | 0-50m / s(0-100mph) 精度:+/- 1m / s(風速<5m / s)、+ / -10%(風速> = 5m / s) |
風向 | 0〜359度 |
太陽照射 | 0-120kルクス 精度:+/- 15% |
UVI | 0-15 精度:+/- 15% |
測定 間隔 | 16秒 |
項目 | スペック |
室内温度 | 0℃〜60℃ 分解能:0.1℃ 精度:+/- 1℃ |
湿度 | 10%〜99% 解像度:1% 精度:+/- 5% |
気圧 | 300-1100hPa(8.85 -32.5inHg) 精度:+/- 3hpa 解像度:0.1hPa(0.01inHg) |
測定間隔( 屋内センサー) | 60秒 |
電源 | コンソール:5V (DCアダプター) 屋内センサー:2 x AA 1.5vバッテリー 屋外センサー:2 x AA 1.5Vバッテリー 備考:主電源はソーラーパネル(スーパーキャパシターを充電) 太陽光が不十分な場合、電池からバックアップ |
組み立ては非常に簡単です。雨量カップ、風速計のプロペラと風向計の羽を室外機本体に取り付けるだけ、後はUボルトで適当なマストに取り付ければ完成です。
無線系の設定手順:
コンソールに電源を接続する前に、先に室外ユニットに電池を入れて、リセットボタンを押します。
次にコンソールに、ACアダプターを接続します。(この順番を間違ると無線接続がうまくいかないと注意書きがあります)
手順どおりやると、室外ユニットの小さいLEDがデータの送信タイミングに合わせて点滅(16秒間隔)し、コンソールには電波強度のマークが出て、測定データが表示されます。
問題点:
ACアダプターの1次側がユーロタイプの丸端子で日本のコンセントには合いません。5V側のDCジャックを交換しようとしましたが、特殊サイズ(細い)のため手元に部品がなく、やむなく、アダプターを入手するまでの暫定処置。
一応、動作確認ができたので、屋外に設置します。
先に、無線の到達確認をしておきます。室外ユニットの設置予定場所と室内コンソール置き場所とは約30m離れています。門扉の横に置いて確認しましたが電波は問題なく届きました。
コンソールのセッティングを行いますが、本体の8個のボタンで行います。とっつきは、やりにくかったですが少し慣れれば問題ありません。
先ずは、年月日日時、各測定値の単位選択、場所の位置情報(緯度、経度)などを入れますが、取説に従って進めば、以前のモデルに比べれば簡単で、ユーザーインターフェースは進化しています。
次に、データをアップロードするウェザーサイトのサーバー設定です。予め「Wunderground]、「Weathercloud」、「WeatherObservationWebsite」、「Ecowitt」の4つのサイドが準備されています。
Wifiの設定は他のWifi機器と同じくSSIDを見つけてパスワードを入力するだけです。
などを一応考慮して、設置しました。
16秒ごとにデータを送ってきます。