我楽多三昧の備忘録
岡山県新見市「阿哲地域」、標高550mの中国山地で、吉備高原の北西部に位置するこの地域に、 「鯉が窪湿原」と呼ばれる、日本太古の自然の姿を保ち続けている湿地帯があります。 ここは北方系や満鮮系の残存植物を始め、多彩な湿生植物が自生する西日本を代表する湿原で、学術的にも貴重な湿原です。
「西の尾瀬」とも形容される湿原の広さは約3.6haくらいで、遊歩道は約2.4kmで一周でき、 オグラセンノウ、ビッチュウフウロ、ミコシギクをはじめ380種類を越える珍しい湿原植物が見られます。