我楽多三昧の備忘録

NecoYorahzu 猫寄らず(超音波発信機)

最近、花壇の糞害に閉口しています。昨日、きれいに掃除をしましたが、今朝、またクリスマスローズの根元に・・・
何か良い対策はないかと、いろいろ調べた結果、猫が嫌な気分になる「超音波」による対策がいいのでは、という結論になり超音波発信器を作ることにしました。
超音波といっても、猫の嫌がる周波数帯に当たらなければ効き目はありません。20khz近辺の範囲をランダムにスキャンする市販製品が口コミ評価が良いようですが、これも、効いたという人、効果なかったという人とに別れ、万能ではないようです。いかに猫の嫌がる周波数にピンポイントで当てるかが問題です。

それに値段も少し高い!のでとりあえず初級編を自作することにしました。
秋月のキット「1KHz~30MHzオシレータLTC1799モジュール」で簡単に試してみます。

 

これは、5Vの電源と外付けのボリュームがあれば、1KHzから30MHzくらいまで自在に発振(矩形波)し、周波数を選べば、猫バリアの目的を果たせそうです。
お値段も周辺部品を入れても1K未満、失敗してもサヨナラで済みます。
周波数は、単一周波数固定で試行錯誤してみますが、やはり19KHzから22KHzあたりが当選確率が高そうなので、とりあえず19.5Khz にします。
お目当ての周波数で発振させるにはR=48KΩになりますが普通のVRだと調整がクリチカルになり変動幅も大きくなるので多回転(30回転)VRにします。
また、出力は圧電スピーカで鳴らしますが、1石、12V駆動のバッファーアンプを入れます。

基板に載せて、はんだ付け

圧電スピーカーは紅茶の空き缶(金属)に穴をあけホットメルトで固定します。
基板を缶の中に収納し完成

以上で完成、出力は4.8VP-Pくらい出ています。周波数も19.43KHzと狙いの値で発振しています。


悲しいかな、小生の耳には聞こえません。圧電スピーカはちゃんと動作しているのだろうか??
ちょうど、孫が来たので聞いてもらうと、キーンという音が出ているとのことでしたので、これで良し。

とりあえず、門扉の外の植え込みに設置、24時間体制で起動スタートしました。

数日間、糞の有無を監視していますが、今のところ害なく過ぎています。
このままいくと良いのですが・・・


Top