・コア・・・FT-240/43
・線材・・・RG-316
・接栓・・・M-R/4穴
・BOX・・・プラスティック 130X80X40mm
巻き数22回、W1JR巻きにて
固定方法は、ホットメルト2か所止め
筐体&入出力端子、スペースの関係で、M-R座にするか同軸ケーブル直付けにするか迷いましたが、ケース寸法を変えてR座方式にしました。
SWR特性
ノーマルモード通過特性
0.1dBほどロスっているようです。
1dB/DIV
コモンモード通過特性
Start freq =1Mhz
Stop freq =60Mhz
10dB/DIV
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マーカー1 3.5MHz----- -48dB
マーカー2 14.3Mhz----- -47dB
マーカー3 28.2Mhz----- -44dB
マーカー4 52.1MHz----- -34dB
14MHz付近(マーカー2)で暴れていますが、測定系の問題と思われます。
HF帯ではー40dBを確保できており、使えそうである。
コモンモードノイズは芯線、外被に同相電流が流れるため、通過特性を測る際、工夫が必要です。
入力点は、芯線と外被をショートさせTG出力を印加、出力点も同様にショートさせ
これを行き線としてスペアナのホット側へ入力し
帰り線は別に設けてコールド側に接続する必要があります。
5D-FB(1.5m)にスリーブコアを通してコモンノイズ阻止効果を確認してみた。
マーカー1 3.5MHz
マーカー2 14.2Mhz
マーカー3 21.1Mhz
マーカー4 30.1MHz
スペアナはスリーブなしの状態を基準にノーマライズしています
コア2個
数dBの効果
コア4個
8~10dBの効果
コア10個
10~12dBの効果