我楽多三昧の備忘録

MLA(Magnetic Loop Antena) アンテナ制作

MLA antenna

構成

メインループ
直径:1m
RG217Uの(芯線とシールド編組線はショートさせる)
編組線の直径:11mm
リンクループ
5D2V
直径:40cm
給電部は同軸先端の芯線とシールドをショート
給電部の反対側は約3cm幅で同軸のシールドをカットし、芯線のみにする
同調用コンデンサー
JRCバキュームC:20-60pF 20KV
実測値は25pF~71pF
給電点
同軸先端部の芯線とシールドをショートし、ループの根元のシールド部にはんだ付け(ホットメルトで防水&補強
リンクループの固定
メインループの上側でインシュロックで固定

調整

nanoVNAで確認しながら、14MHzで調整します。
まずは、同調コンデンサーで共振点を目的の周波数に持っていきます。
ディップしていますが、SWRは10近くですので1.5以下を目標に調整します。
調整は、リンクループとメインループの結合度を変えることでSWR最低ポイントを探します。
結合度を変えるには、リンクループを変形させるか、リンクループの大きさを変えることで実現します。

リンクループの直径は、メインループの1/5~1/3くらいが適当ということで、φ=20cm(メインループの1/5)にしています。
形状を歪ませたり、ループの位置を変えたりいろいろやってみましたが、なかなか目標SWRに到達できません。
やむなく、ループ径を大きくしてみました。(φ=40cm、メイン比:1/3)
SWR目標をクリアーし1.04まで下げることができました。

SWR




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